2014年12月17日

ブラックゴールドヴィルの戦術マップ


ここのところずっと更新していた戦術マップシリーズもブラックゴールドヴィルの今回でひと段落です。
まだ冬のマリノフカを記事にまとめるには経験不足です。おいおいまとめるつもりなので、それをお待ちいただければと思います。

黒金.JPG



ブラックゴールドヴィルは、オアシス同様に射線の通りやすいマップです。ただ、南の建物側は隠れる場所がちゃんとありますし、北の丘側も南側から射線が通る場所は限定的です。よくあるのは建物側と丘側に戦力を分けるパターンです。

黒金1.jpg



先に勝負が決まったほうが残っている側へ加勢する形になります。戦力の配分はありますが、特に作戦的な優劣はありません。このマップでは、2ルートへ戦力を分ける作戦、どちらかに戦力を集中させる作戦どれも有力です。

黒金2.jpg



例えば、上図は赤側が丘方面に戦力を集中させ、緑側は2ルートに分けているパターンです。赤側は目の前の敵をいち早く倒せれば、スポットもきれて建物側へ勢いそのままに攻め込んでいけます。一方緑側は丘の車両が粘ったり、建物側からの射線が通る場所まで相手をおびきだして戦うことになります。赤側は足並みが揃わない危険がありますし、緑側は前線にたつ車両がすぐにやられてしまう危険があります。形勢的にはもちろん五分です。

黒金4.jpg



建物側へ全員が向かった場合も似たような展開になります。上図の赤は建物側に全員が向かっています。同様に、建物側をいち早く殲滅すると赤側は有利になりますし、そうでなければ緑側の丘からの射線が幅をきかせることになるでしょう。作戦の優劣やプレイヤー個々の技術というよりも、チームのメンバーが作戦の意図とリスクをどれだけ認識しているかが勝負の分かれ目だと思います。なんとなく全員が同じ方向へ向かってしまうと下図のように、2ルートに分かれた側が有利に立ちます。

黒金3.jpg



裏取りは時間がかかりますし、こんなにうまく相手を包囲できることは稀です。2ルートに分散させる作戦も1ルートに集中する作戦も両方とも一長一短あって、難しい戦いになります。2ルートに分ける作戦では、その場で対岸を遠距離射撃をするほうが効果的なときもありますし、さっさと裏取りに向かったほうが効果的なときもあります。そのあたりの状況判断も勝敗をわける鍵です。

黒金5.jpg



一方が建物側、もう一方が丘側に進むパターンもしばしば出会います。ちょうど上図のようになり、作戦的な優劣はありません。陣地方面をおさえている赤側は自分たちから動く必要がないので、足並みをそろえる必要がないのが良いところです。逆に、緑側は陣地を防衛しようとして連携が崩れると各個撃破の憂き目にあってしまいます。その代わり、丘にそのまま待機した車両が一方的に撃つこともできます。とはいえ、いったん丘を確保してしまうと丘から頑なに動かない重戦車や中戦車がでがちです。そうなると、緑側は戦いづらくなりますから、うまく誘導する工夫が必要になるでしょう。

黒金6.jpg



ここまで建物側ルートということでひとくくりにしていましたが、スタート地点付近で待機する選択肢もあります。無闇に建物側を進んでしまうと、相手が建物側に戦力を集中してきたときの餌食になるからです。また、スタート地点付近のほうが丘上が押し込まれた場合に比較的射線が通りやすいです。けっこう良いことづくめと思われるかもしれませんが、落とし穴もあります。上図の緑側はスタート地点付近に複数の車両が待機しています。この車両群はマップ中央にいる赤車両で簡単にスポットできます。この赤車両の位置は丘方面からある程度隠れられるので、スタート地点の偵察にはうってつけです。いったん見つかってしまうとスタート地点に待機していた緑車両もなかなか狙撃の仕事ができなくなります。


以上、ブラックゴールドヴィルの戦術マップを紹介しました。
このマップは2つのルートに分かれるのも、どちらかに戦力を集中させるのも、どれも有力な作戦です。2つのルートに分かれるパターンがいちばん多いですが、作戦の意図を理解しているメンバーが揃っていたり、うまく仲間を誘導できる技術(チャット・先導)があればどちらかに戦力を集中させたほうがうまくいくことでしょう。戦力を集中させているのに手をこまねいたり、前に出るメンバーがいないと逆に2ルートに分けた作戦の良さがでてきます。そのあたりは注意が必要です。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 23:00| Comment(1) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

失われた寺院の戦術マップ


今回は失われた寺院の戦術マップを紹介します。
比較的新しく追加されたマップなので従来のマップほど作戦もパターン化されていません。いつもはよくあるパターンから解説していましたが、このマップについては紹介する順番を前後させています。

寺院.JPG



このマップはディスペア砦と性格が似ています。円形の敷地とその外周から構成されたマップです。重戦車がある程度揃っていれば、寺院の境内を主戦場にするのが手堅いです。両軍とも境内に進軍した場合は下図のようになります。

寺院1.jpg



境内で建物を使いながらの撃ちあいになります。重戦車の主戦場は北西端になることが多いです。また、境内はある程度広さがありますから、中戦車は横をとろうと陣地寄りの方面から相手を狙うことになるでしょう。全員が境内に向かう作戦は重戦車の戦力で勝っている場合には有力です。一方、中戦車が主体になっている編成のときなどは選びづらい作戦です。そのため、中戦車主体の編成のときは前線が維持できるだけの戦力を境内にさき、数両で裏をとりに行くという作戦が考えられます。


寺院2.jpg



上図で緑側は全員が境内ルート、赤側は2両が裏をとりに動いています。私はこの図のように裏取りを自分でもやったことがありますし、敵からされたこともあります。正直言えば、寺院の裏取りは恐がる必要がないと思います。どうせ境内に入ってしまえば多かれ少なかれスポットされますし、障害物が多いのでどちらかの射線をきって戦うのは難しくありません。上の図で言えば、形勢は互角もしくは緑側がやや優勢に思います。ですが、この裏取りルートを恐がっているのか、あるいは裏取りルートに進んだ車両を餌食にしたいのか、境内に向かわず南東方向に向かう車両がわりといます。

寺院3.jpg



例えば上図のような感じです。緑車両のいくつかが外周からの攻撃に備えているかっこうです。境内の車両がすぐにはやられないという仮定の話ですが、こうなると緑側がかなり戦いやすくなります。赤側の裏取りルートはスポットしてすぐさま引くのが無難で、変に戦うと大きな被害がでてしまうでしょう。こういう事情があって、境内の外周ルートは中央寄りのルートよりも南東端を通る遠回りなルートで安定します。

寺院4.jpg


寺院5.jpg



上の2つの図は両軍とも、境内と外周の2つのルートに戦力をわけていたときの布陣です。失われた寺院でもっとも多いのがこの展開だと思います。外周のほうが比較的早く決着がつくので、外周ルートで勝った勢力が境内へ加勢にかけつけるのがよくあるパターンです。戦力配分はありますが、作戦の優劣は少なく地力の勝負になりやすい展開です。両軍とも戦力を分けているので互角の勝負になっていますが、この作戦だと境内の戦力が不足気味です。もし相手が境内中心で来ていた場合はかなり厳しい戦いになります。

寺院6.jpg



上図は、緑側が2ルートに戦力をわけていて、赤側は境内に戦力を集中させた展開をあらわしています。外周にまわったグループが境内の応援にいこうにも、遠回りをしてしまっているのでかけつけるまでに時間がかかってしまいます。こうなってしまうと、赤側は目の前の敵を数にものを言わせて殲滅し、あとからやってくる敵を各個撃破すれば良いわけです。赤側の有利な展開です。

ここまで戦術マップシリーズを読んでくださった方はお気づきだと思います。「変に2ルートに戦力を分けるから駄目なんじゃないの?!」と。私もそう思います。バランスをとろうとするあまり2ルートに戦力を分けてしまいがちですが、失われた寺院に関しては境内ルートと外周ルートのどちらかに絞って戦ったほうが勝ちやすい印象があります。

寺院7.jpg



例えば、上の図でいうと赤側は外周に全員が向かっています。外周に回った緑車両を撃破して有利に立ち、そのまま押し切るのは難しいことではありません。境内に多少の戦力をさいて時間稼ぎや撃ちあいをするよりも少ない被害で外周ルートを制圧できます。

互いに境内ルートと外周ルートに戦力を集中させると、全部で3パターンの展開がありえます。互いに境内に進むと最初に紹介した戦術マップになりますし、互いに外周に進むとこれもまた互角の展開です。どちらかが境内ルート、もう一方が外周ルートに進む展開は下図のようになります。

寺院8.jpg



上図のような展開も何度か経験しましたが、作戦的には五分だと思います。ただ、実践的には境内ルートに全員が向かっている緑が勝ちやすいように感じます。みんなどこかしら境内が主戦場になるのはわかっているはずです。そのため、主戦場に全員で向かう側と主戦場を避ける側ではやはりプレイヤーの質に差が出ます。境内に向かうグループは自分のプレイヤースキルにある程度自信があるメンバーでしょう。逆に、外周に向かう車両には戦いを避けようとするメンバーが多かれ少なかれいます。作戦の優劣はないにしろ、プレイヤー個々の技術の差から境内側が勝ちやすいような印象です。


以上、失われた寺院の戦術マップを紹介しました。
少し変則的な解説にはなりましたが、有力なのは全員で境内あるいは外周に向かう作戦だと思います。現在主流の2ルートへ戦力を分ける作戦は、勝てないとまではいいませんが作戦勝ちは期待できません。あとは地力で勝っているかどうかが勝負です。また、今回はルートを単純に2つに分けて解説しました。実際は外周寄りの境内ルート、境内寄りの外周ルートなど細かなバリエーションがあります。そのあたりも考慮しつつ自分の進軍ルートを選んでもらえればと思います。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 22:00| Comment(2) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オアシスの椰子の戦術マップ


今回はオアシスの椰子の戦術マップを紹介します。
一度追加されたあとに陣地の場所が変わって再登場したマップです。

オアシス.JPG



駆逐戦車の位置はいろいろありますが、このマップは2つのルートに分かれるのが一般的です。

オアシス1.jpg



上図のように、南東の高台方面と北西の砂漠方面に向かいます。駆逐戦車はスタート地点付近で敵を狙う人が多いですが、他の車両と一緒にどちらかのルートに進むのも良いでしょう。オアシスの椰子では2手に分かれるのが大事なポイントです。他のマップでは同じ方向に全員で向かう作戦も有力ですが、このマップに関してはあまり優れた作戦とは言えません。2つのルートの間で射線が通ることから、もし全員がスポットされてしまうと危険です。見えない敵から好き放題狙われ、しかもそれを止めたり、見つけて反撃する手段がないからです。

オアシス2.jpg



上図は赤側が南東の高台にいっさい向かわず、北西の砂漠に全員が向かっているパターンです。こうなると、砂漠側に向かった緑車両はスポットをとりながら粘れば、その間に仲間が敵を撃ってくれます。また、高台方面に車両を割いていないので、スタート地点付近に駆逐戦車が留まっていた場合はすぐにみつかることでしょう。砂漠に来ている緑車両が撃破されるまでの間、緑側はボーナスタイムとばかりに撃ちまくれます。

2ルートに分かれるのが基本ですが、いくつかバリエーションがあります。

オアシス3.jpg



上図の緑側はスポットがとれる最低限の車両が砂漠側へ向かって、あとは高台方面とスタート地点付近にいます。砂漠方面は建物に隠れているので、一方的に撃たれることはありません。ただ、砂漠側の赤車両が距離をつめてくると、仲間の援護がもらえなくなるため注意が必要です。高台方面で勝てるでしょうから、それまで粘って注意を引いたり自由に仲間を撃たせない立ち回りが必要になります。

オアシス4.jpg



上の図の赤側は陣地付近に1両がまわっています。砂漠側と高台側の両方をスポットし、また展開によっては占領することもできる位置取りです。危険な位置ですから、そのまま留まるというよりも仕事を終えたら次の場所へ展開することになります。腕に自信がある方向きといった印象です。

オアシスの椰子はスタート地点付近からいっこうに動かない車両がよくいます。そのため、場合によっては下図の赤側のような展開になります。

オアシス5.jpg



駆逐戦車が多いとしょうがない部分もありますが、こうなるとスタート地点付近の赤車両は比較的簡単に見つかってしまい、狙撃どころではなくなります。射線が通りやすいマップですから、駆逐にとってはお気に入りの狙撃ポイントを作ったり、中・重戦車とともに進んでもう一方のルートを援護したりといろんな立ち回りができます。当然のことながらスポットをとってくれてはじめて狙撃ができるわけです。上図の布陣は狙撃されることが多く、狙撃の機会が少ない形になっています。


以上、オアシスの椰子の戦術マップを紹介しました。
大事なのは、2つの方面へちゃんと車両を分けることです。とりあえず固まって動けばそれほど悪くならないマップが多い中で、このマップは違います。カッパーフィールドも固まると勝ちづらいですが、オアシスの椰子はそれ以上に勝ちづらい印象です。広いマップですので、1ルートに固まりさえしなければいろんな立ち回りが考えられます。戦い方のパターンがはっきりと決まっていない分、工夫と腕の見せ所という感じです。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 20:00| Comment(0) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。