2014年12月16日

鉱山の戦術マップ


今回紹介する鉱山で、以前からある8マップの解説は終わりです。
マリノフカは追加されて間がないのでおあずけですが、オアシス・寺院・ブラックゴールドヴィルも続けて紹介していく予定です。こうご期待。

さて、鉱山は他のマップに比べてセオリーがはっきりしたマップです。

鉱山.JPG



みなさん把握していると思いますが、ポイントは中央の丘を中戦車が確保できるかどうかです。坂を登る途中で互いの中戦車のドンパチが発生して、そのまま両方が丘に入るみたいな展開もありますが、たいてい丘はどちらかのものになります。下図はよくあるパターンをあらわしています。

鉱山1.jpg



上の図では、赤側が中央の丘を手に入れてかなり有利な展開です。中央の丘がとれると相手をスポットしたり、注意を引いたりはもちろんのこと、目の前の味方に集中している敵側面を狙うことができます。中央方面に向かった緑車両はいかにも戦いづらそうな布陣です。中戦車がいなかったりで丘が最初からとられることがわかっていれば、駆逐戦車やボトムの重戦車は西の通称「noob島」へいくのが良いでしょう。中央丘の入り口付近へ射線が通りますので、丘にいる敵の中戦車や陣地付近にいる敵を牽制することができます。ただ、あくまで主戦場になっている中央で前線が踏ん張ってくれてはじめて通る射線です。トップTierの重戦車が主戦場を放棄して「noob島」へいってはいけません。そうなると前線が維持できず押し込まれ、noob島からの射線が通らなくなります。


中央の丘が大事だということで中戦車の多くはここを目指します。登っている途中に少しぐらい被弾しても構いません。良くないのは、坂を登っている途中で敵の姿が見えたという理由で後ろに下がってしまうことです。少々被弾しても中央の丘に入ってしまえばそれ以上の見返りがありますから、強気でいきましょう。ただ、相手方に中戦車が多いときはどうしても無理なときがあります。そういうときは後続の重戦車の到着を待って戦うことになります。

鉱山2.jpg



他には、中戦車が丘に入るタイミングを逃してしまい、両軍が中央の稜線を隔てて戦う展開をわりとみかけます。こうなるとどちらが優勢ということもありませんし、ハルダウンに適した車両が得だとは思いますが、地力の勝負です。

スタート時に車両が向いている方向に初心者は進みます。そのせいで鉱山北側スタートならnoob島ルート、南側スタートなら東側ルートにいきがちです。noob島ルートは狙撃ポイントに到着するまでそれほど時間がかかりませんし、中央の援護という意味では少なからず役に立ちます。ですが、東側ルートはほとんどの場合で役に立ちません。

鉱山4.jpg



上図をみてください。赤側は中央の丘に中戦車を送り込めましたが、noob島と東ルートからの裏取りに戦力をさいてしまっています。この展開だと緑側の重戦車が中央の丘をとり返しに来るでしょう。また、中央で前線を作る車両がいないので、中央丘の中戦車もなかなか顔をだしづらいです。こうなると、noob島にいった車両もなかなか射線が通りませんし、東側ルートに回った車両は裏取りにすらなっていません。東側ルートへ行った車両は敵が待ち受けている場所へ遅ればせながら到着するぐらいのものです。せっかく時間をかけて遠回りしたわりに効果的な動きになっていません。

鉱山は中央が最重要ポイントです。中央の主戦場を制したほうが勝ち、中央を制しようと思ったら中央丘が大事になると覚えておけば良いでしょう。たくさんプレイしているとnoob島へ全車両が向かう、東側ルートに全車両が向かうような作戦にも出会います。それで勝った戦いも経験していますが、勝率は相当低いです。全員で向かうとすれば「中央」、これ以外にはありえません。

戦っていると不思議なもので、考えられる最低の作戦をチームが選んでしまうこともあります。例えば下図の赤のような布陣です。

鉱山3.jpg



赤側の車両は、noob島へ数両、主力は東側ルートにまわっています。noob島は勝つでしょうが、東側はそうとう厳しい戦いになります。赤側はルート間で援護しあえない位置に戦力を分けています。中央が主戦場ではありませんから、noob島を手に入れたところで有効な位置取りにはなりづらいですし、東側にいたっては不利な場所に自らすすんでつっこんでいる形です。しかも、中央に敵がきていないとわかれば、きっと緑側は陣地の占領をはじめるでしょう。これを止めるのは至難の業です。


以上、鉱山の戦術マップを紹介しました。
今でも鈍足の重戦車が東側ルートに進んだり、トップTierの重戦車がnoob島にいくのをみかけます。もちろんそれで勝つときもありますが、相当に不利な作戦です。そんな不利な作戦で勝てるのであれば、スタンダードな戦い方をすればきっと完勝でしょう。鉱山は主戦場を避ける奇をてらった作戦が通りづらいマップです。機動力をいかして丘を目指す中戦車、耐久力をいかして前線を作る重戦車、それぞれの車両の長所をいかして戦いましょう。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 23:00| Comment(0) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミデルブルフの戦術マップ


戦術マップシリーズも執筆がようやくこなれてきました。どんどんいきましょう。
今回はミデルブルフの戦術マップを紹介します。

ミデル.JPG



ミデルブルフは多くのマップと同様、2つのルートが存在します。1つは西の街方面で、重戦車や駆逐戦車が向かうことの多いルートです。もう1つは東の丘に向かうルートで、こちらは中戦車が主体になります。

ミデル1.jpg



上図は両軍が2ルートに戦力をわけてきた場合の布陣です。主力は街側、機動部隊が丘側といった感じです。よほどのことがない限り丘上の戦いが先に終わるので、そのあとは生き残った中戦車が街側に向かいます。街側の敵の側面や背面を脅かして主力部隊の戦いを援護します。2ルートに戦力を分けるパターンがもっとも多いですが、街側もしくは丘側に戦力を集中させるのも有力な作戦です。

ミデル3.jpg



上図では赤側は丘方面に全員が進んでいます。こうなると丘上の緑車両はやられるか、やられる前に街に逃げ込むかのどちらかになります。ミデルブルフの丘は街側主力と合流しやすいので、ヤバいと思ったらとっとと逃げるのが吉です。逆に、赤側は丘の上にきていた緑車両を殲滅できればかなり有利になりますし、できるかぎり逃がさないようにしましょう。

ミデル2.jpg



丘方面への全戦力投入と同じで、街側に全員が向かう作戦もあります。上図の緑側は全員が街に向かっています。こうなると、緑側は裏取りが到着する前に街の敵をどれだけ削れるかが勝負です。赤側は粘って、相応の被害を相手に与えて裏からまわってくる中戦車の働きに期待することになります。

このように全員が丘側に向かう作戦も街側に向かう作戦もどちらも有力です。ただ、車両編成によっては丘側は足並みがそろわないことがあるので注意です。せっかく重戦車が丘上の加勢に行っているのに、すでに丘上の中戦車がやられていたなんてことは少なくありません。そうなると丘上を制圧できたとしてもさほど意味がなくなります。丘上に全員で向かう作戦は、中戦車が作戦の意図を理解していて、さらに中戦車主体の編成や機動力のある重戦車が揃っているときが良いでしょう。うまくいけば一気に優勢にもちこめる有力な作戦です。

一方、街側に全員で進む作戦は重戦車主体やタフな重戦車・駆逐戦車がいる編成のときに効果的です。各車両が障害物の多い場所でどれだけうまく立ち回れるかがポイントになります。もし中戦車がいれば、奥に潜む敵をスポットしたり、重戦車の注意を引く仕事ができるとグッと戦いやすくなります。そうなると早い段階で街側を殲滅できるはずです。全員が街側に向かったときの中戦車は、丘と街の間のルートや丘から近い通りを進むのが主流です。丘側を進んで裏をとる動きよりも難しい仕事が求められます。

戦術マップは作成していませんが、両軍とも街側という展開は少なくありませんし、両軍とも丘側の戦いになった例も経験があります。そうなると、作戦的な優劣はありませんので、プレイヤー個々の実力と運で勝負が決まる形です。

最後に、ミデルブルフでおちいりがちな布陣を紹介しておきたいと思います。

ミデル4.jpg


上図は、緑側がスタンダードな作戦、赤側がnoobスタイルの作戦をとった場合によくみられる布陣です。丘上に登ったはいいものの、赤の数両が丘の頂から狙撃をしようとしています。この位置から街側に射線はほぼ通りませんし、丘上の緑車両も容易に射線から逃げられます。スナイプするにしても狙われやすく危険な位置取りです。いちおう丘上の援護にもなりますから1両ぐらいなら許せますが、2〜3両がこういう動きをしているとほとんど勝てません。


ミデル5.jpg



似たようなことは緑側でも起こります。上図の緑車両もいくつかが丘の頂に登って狙撃しています。先ほどの解説と同様で、効率の良い戦いとは言えません。こういう位置取りの車両はなぜか目の前の敵を倒してもそのまま動かない習性があります。射線が通らないところでじっとしてくれているので、相手は数的有利な状況で戦えるでしょう。


以上、ミデルブルフの戦術マップを紹介しました。
ミデルブルフは2ルートに分かれるのがいちばん多いですが、街側と丘側のどちらかに戦力を集中させる作戦も有力です。その際、作戦の意図をチームのメンバーがどれだけ理解しているかがポイントになるでしょう。丘側なら重戦車の到着をちゃんと待つ中戦車が大事になりますし、街側なら前線を押し上げてくれる重戦車が大事になります。もしそこが欠けていれば、2ルートに分かれる平凡な作戦に簡単に負けてしまうでしょう。必要があればチャットで仲間に一言いれたり、仲間を誘導するような動きをしたりするといいかもしれません。

最後の悪例2つは高Tierの戦場ではさすがにみかけませんが、中Tierあたりの戦場ではかなりの頻度でみかけます。もし、あなたが重戦車で街側に進んでいるなら気をつけてください。自分が耐えて敵を削り、時間を稼いでもなかなか周りは動いてくれません。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 22:00| Comment(0) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

廃線の戦術マップ


今回は廃線の戦術マップを紹介します。
この廃線はセオリーがある程度ありますが、それぞれの考え方が違うからなのかいろんなパターンに出会うマップです。セオリー通りにいきづらい分、臨機応変な動きが求められます。反面、戦いによって展開がかわる面白いマップと言えるかもしれません。

廃線.JPG



さて、廃線でよくありがちなのは下図のような布陣です。

廃線1.jpg



両軍が雪原西端のルートを挟んでにらみ合うかっこうです。ここで正面から撃ちあったり、横から回り込んだりしながら戦うことになります。ただし、横から回り込むためには丘を越えなければいけません。横から回り込む車両は相手を撃つことよりも、奥の敵をスポットしたり注意を引く仕事が中心になります。そうすれば西端のルートを進む重戦車が戦いやすくなることでしょう。

味方にタフな重戦車が多い、一発火力のある駆逐がいるときは雪原を主戦場にする戦いは有力です。ですが、雪原側のルートは条件が整わない限り作戦としてはなかなか難しいところがあります。下の図を見てください。

廃線2.jpg



上の図の赤側は最初から雪原に向かわず中央付近に主戦力を配置しています。もしここで緑側が雪原を進んでくると、自ら包囲網に入ってくるようなものです。遮蔽物のないひらけたところに出た緑車両を周囲の赤車両が集中砲火します。また、中央建物付近にいる赤車両が緑側の退路も狙っていて、進むにしろ戻るにしろ犠牲が必要になってきます。また、陣地方面をとられているので、占領されてしまうと危険を顧みずに坂を登って防衛しに行かなくてはいけません。このように、雪原側のルートは「守りに易く攻めに難い」感じがします。私は廃線での戦いにおいて、上図の赤側のような布陣が対応力があって戦いやすいのではないかと思います。ただ、この布陣にも弱点があります。下図の緑側のように攻められると、やや戦いづらい印象です。

廃線3.jpg



緑側は雪原に戦力を一切ださず、中央と東の丘ルートを進んできます。赤側の中央は突出しすぎた位置にいるため、初動でダメージを負う可能性が高いです。ただし、列車の車両や建物などの障害物が多いので、じっくり戦えば赤側もじゅうぶんに戦えるでしょう。赤側は急がずに態勢を整えて、持久戦に持ち込む展開になります。中央の陣地付近が主戦場になっている場合は、東の丘上がポイントです。ここがスポットや狙撃のしやすい位置になります。

両軍ともに雪原に展開せず、中央と東の丘ルートに戦力を割く場合はどうなるでしょう。ちょうど下図のような感じになり、作戦としての優劣はなくねじりあいのような感じになります。

廃線4.jpg



こういう戦いは何度も経験しましたが、後方に待機しがちな駆逐がいち早く良いポジションをとれるかどうかがポイントだと感じます。線路に沿って射線が通るので、どちらのスタート位置でも中央の線路あたりから相手を撃てることが多いです。その位置をおさえておけば相手が線路方面に顔を出しづらくなりますし、場合によっては東の丘上も狙えます。

このように中央と東丘ルートに戦力を集中させるのも有力な作戦です。ただし、この作戦だと雪原側を相手が進軍してきたときはすれ違いのような形になります。

廃線5.jpg



上の図は赤が雪原側のルート、緑側が中央と東丘ルートをとった場合のイメージ図です。赤側がここまで進むかどうかは別にして、似たような展開はたまにあります。こうなると東丘の車両はほとんど相手を狙えませんので、丘から下りて中央の加勢にかけつけることになります。このあたりの対応を誤ると、各車両が効率的に敵を狙える赤側が有利にたちます。逆に、赤側は進軍してきた勢いそのままに敵を間引いていかないといけません。陣地方面がおさえられているので、赤側は持久戦になると焦らされることになりがちです。緑が態勢を整える前に撃破数で有利に立ちたいところです。


以上、廃線の戦術マップを紹介しました。
大きく分けて方針は3つに分けられます。「雪原ルート」「中央ルート」「中央・東丘ルート」です。3すくみというのは言いすぎかもしれませんが、中央ルートは雪原ルートに強く、中央・東丘ルートは中央ルートに強く、さらに雪原ルートは中央・東丘ルートに強いといった感じです。どの作戦もじゅうぶんにありえますが、個人的には「中央ルート」がオススメです。スタート時の向きもあって、雪原を進む車両が数両はでてきます。それをうまく叩くことができるからです。また、「中央・東丘ルート」を相手がとってきた場合でも前線の車両がちゃんと引いて戦えば互角には戦えるイメージがあります。
注意しないといけないのは、チームで作戦がバラバラになってしまうことです。例えば、雪原と東丘の両方に車両が向かうような場合です。互いに援護し合うことができないので勝ちづらい布陣になってしまいます。プレイヤーによって戦い方の好みもありますし、他の車両の動きにあわせて柔軟に戦いましょう。

みなさんの勝利に貢献できる内容になっていれば幸いです(=゚ω゚)ノ
posted by ゾリ at 21:00| Comment(0) | マップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。